楽天市場のマスク騒動で思うこと
先週、マスクが品薄になっていて、本当に必要な人たちに行き渡っているのか心配だと書きました。その後、医師・看護師が一人一日一枚のみ使うという体制にしてマスクを節約している医療機関もあるという報道もあり、もしかしたら飛沫を浴びたかもしれないマスクを医師・看護師が一日中使いつづけなければならない状況なんだ、やっぱりたいへんだなぁと思っていたところ、
楽天市場のマスク騒動です。ご存じない方はTBSニュースサイトをご覧ください。
私は夕方のニュースは毎日放送のVOICEと決めているんですが(VOICEファンです!)、5月26日の放送で、楽天が加盟店に「マスクを買い集めて売りましょう、配送が先になってもいいからとにかく注文を取りましょう、いまが売上増のチャンスです」というようなメールを配信した、という報道に、
最初は、楽天の名を語った悪徳商法?こんな非常時に、弱みにつけこんだ卑劣なことをする人がいるんやねって感じでみていたら、なんと、ほんとに楽天市場の担当者が加盟店に送っていたメールだとわかって、もうそこから現在も、自分のなかで怒りがおさまらないんですよね。
一担当者の考えでやったことかもしれない、会社としてこれをどう対処するかが問題やなぁと思ってみていたら、楽天の広報室は取材に対して「特に問題はないと考えている」との回答をしたとのことで、これはあかんわと思いました。
翌日、楽天株式会社は謝罪文を出すことになるわけですが、世間の顔色を見てあわててという感じが否めません。
三木谷さんが楽天を立ち上げたとき、もちろんビジネスチャンスと捉えてのことでしょうけれど、自分のアイデアと新しい技術で世の中の人たちが便利に買物ができる時代をつくる、世の中に役立つシステムを、という志で作り上げてきたはずです。実際に、多くの人が便利に買物できる時代になりました。
組織はトップの考え次第で、良いほうにも悪いほうにも変わっていきます。特にこれからの時代、表面だけ繕ってもすぐにばれてしまう、そういう時代を、三木谷さん世代が自らつくりあげてきたんじゃないかと思うのですが、人間は名誉や資産を手に入れると、何が大事ということがわからなくなってくるんでしょうかね、わかりませんけれど。
三木谷さんがどう考えているか、お会いしたこともないしわかりませんけれど、広報室があのような対応をしているということは、トップも同じように考えているか、あるいはトップはまっとうな考えを持っていても広報室さえもコントロールできていない状況だということですね。
建前や体裁が通用しないこれからの時代、お客様、取引先、社員を本当に大事に思い、そして世の中のことを考える会社しか残っていけないと思います。つまりトップがそういう考えでなければ残れない、一方で困る人がいても儲け優先というような考えではね...。
こんな話を、主人と晩酌しながらいつもうじゃうじゃとしているわけですが、でも、こんな話をブログに書くことはしないつもりでいました。文才があるわけでもないし、同じような考えの人たちがもっと上手に書いてくれているので。着物や落語や、そんな楽しいことだけ書いていたいし。
しかし、書いてしまいました。本当に許せない、卑劣な行為と思ったから。


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