繁昌亭落語家入門講座の講師陣は、メイン講師が桂米輔さん、サブ講師が桂米左さんと笑福亭生喬さん、そして、ピンチヒッターの桂米平さんがいらっしゃいます。
ところで、講師の皆さんを「師匠」と呼ぶ生徒さんが多いですが、教えていただいているのですから師匠で間違いないのですけれど、私のなかではちょっと抵抗があって、なんというか、きちんと弟子修業している方たちと同じ目線で「師匠」とお呼びしていいのかなって、申し訳ないような..。
ファンの方でも「○○師匠」って親しみこめて言われますから、ファンとして「師匠」とお呼びしてもいいのでしょうけれど、私は、米朝さんでも普段の会話のなかで「米朝さん」、春団治さんなら「春団治さん」って言いますから、そういう意味でも違うような..。
私のなかでしっくりこないだけで、講師の皆さんを「師匠」とお呼びすることがおかしいっていうことではないんですよ。こんなことにこだわる私がおかしいんだと思います、たぶん(^^;)
私のなかでは「先生」という言葉がしっくりくる感じです。落語教室の先生。これまでお稽古時に「米輔先生」なんてお呼びしたことはないのですけれど、ここでは「先生」と書かせていただきますね。
メイン講師の米輔先生、いつも笑顔で、基本の基本を根気強く指導してくださいます。そして、ちょっとしかない良い部分でも見つけてほめてくださって、私にとってはとても勇気づけられる先生です。メイン講師が米輔先生でよかった~と何度も思いました、ほんとに。でなければ、一年半も続かなかったかも..。
しかし、めったに言葉を荒げない米輔先生が、ある生徒さんを指導中に激昂されたことがあって、みんなしてびっくりしたんですけれど、うまい・へたではなくって、落語に対する姿勢について、落語をいいかげんな気持ちでやってほしくないという思いから厳しい口調になったようでした。(愛情あってのことですね)
私には優しいイメージの先生ですけれど、見るべきところはきちんと見ていらっしゃるのだなと、あたりまえのことですけれどね。そして、素人の私たちにもこんなに真剣に取り組んでくださっていることがとても有難いです。
さて、サブ講師の米左先生と生喬先生。
米左先生は、初級のときから恐いイメージでした。お稽古中ににっこりされたのを見たことがない..ような。「うわぁ~今日のお稽古、米左さんだぁ~」と、最初のころはちょっとブルーになる感じでした(^^;)
でも、お稽古以外でお話するときにはそんなことはなくって、たぶん職人気質な方なんだろうなと。職人さんって後輩を指導しているときには自然と厳しい目つきになりますよね。それと同じなんだろうなって思うと、それ以降は恐いというイメージはなくなりました。
いつもポイントを押さえて的確に指導してくださるのでとても勉強になります。ここぞという個所は何度かやって見せてくださるので、そのあたりも職人さんっぽいですね。その技を見て盗めたらいいんですけれど。技も芸も言葉で教えるのは難しいでしょうからきっとイライラすることも多そうです。だから恐いイメージになっちゃうのかも。でも実際にはそんなことはなくて、にっこりすると素敵です!
もう一人のサブ講師、生喬先生。初級で教えていただいている頃はいまより恰幅がよくて、そのせいかお手本を見せてくださるときも迫力満点! 生喬先生のお稽古の日はその迫力あるお手本が楽しみだったりします。
中級・上級にすすむにつれてお稽古時の顔がやはり職人さんっぽくなってきて、私たち生徒に求める内容も高度になってきたような。最近では、生喬先生きびしいなぁ~って思うときもあるのですが、笑福亭松鶴一門に伝わる芸を惜しげなく披露してくださって、ええもん見せてもろたなぁ~って思うこと多いです。
ピンチヒッターの米平先生、いつもにこにこ愛嬌があって、楽しくお稽古してくださいます。継続してのお稽古ではないので教えづらいだろうなと思いますが、厳しめの米左先生・生喬先生の代わりに来てくださるとき、軟弱者の私は正直ほっとしておりました(^^;) 先日、同い年ということがわかり(年齢ばれちゃう?)ますます親近感わきました!
いろいろ書きましたがあくまで私の持つイメージですよ。他の生徒さんはまた違った印象をお持ちかもしれません。失礼な表現があったらお許しください。
噺家さんが噺家さんに教えるのは日常のことですが、素人さんに教えるというのは特別のことのようで、最初は手探り状態だったそうです。時間も期間も限られたなかでの指導ですから、これも言わなければ、あれも伝えなければと、ときにはプロの噺家さんを指導するよりも厳しくなることもある、と米輔先生がおっしゃっていたのが印象的です。
私は単なる習い事の感じで始めたのですが、講師陣の皆さんがほんとに落語を愛していらっしゃって、だからこそ、素人だからこれぐらいでいいかということではなく真剣に指導してくださるので、落語の奥深さがわかりかけてきて、ますます落語から目が離せない状態です!
落語って知れば知るほどほんとに奥が深いし、もっと学びたい知りたいと思うこともあるのですが、しかし、私はやっぱり聴く側のほうが心地よいので、お稽古はこの3月までにして、これまでどおり落語ファンとして上方落語、繁昌亭を応援していきます! 一年半ご指導いただき、ほんとにありがとうございました(^^)
といってもまだ終わったわけではなく、19日の発表会までお稽古、お稽古です...。
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